名鉄竹鼻線
所在地 | 岐阜県 |
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駅数 | 9駅 |
開業 | 1921年(大正10年)6月25日 |
距離 | 10.3km |
複線以上が存在しているか | × |
電化区間が存在しているか | ○ |
最高速度 | 90km/h |
クイックアクセスガイド
竹鼻線(たけはなせん)は、岐阜県羽島郡笠松町の笠松駅から岐阜県羽島市の江吉良駅までを結ぶ名古屋鉄道(名鉄)の鉄道路線です。
羽島線や各務原線とともに、名鉄では数少ない愛知県を全く通過しない路線となっています。竹鼻線・羽島線を走る列車も名古屋本線の名鉄岐阜駅へ直通する列車を含めて運転区間が全て岐阜県内のみで完結し、愛知県に乗り入れていません。
なお、『鉄道要覧』による起点は笠松駅ですが、列車運行および旅客案内、列車番号の設定においては、江吉良駅から笠松駅へ向かう列車が下り、逆方向が上りとなっています。
1921年6月25日 | 竹鼻鉄道新笠松(仮、初代、現在の西笠松駅)~竹鼻間開業。 |
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1921年9月21日 | 美濃電気鉄道の笠松駅(2代)を竹鼻鉄道の新笠松駅(初代)の場所に移転し、美濃電気鉄道と竹鼻鉄道の共同使用駅となる{笠松駅(3代)}。笠松口駅(2代)を新設。 |
1929年2月19日 | 竹鼻駅(初代)を栄町駅に改称。 |
1929年4月1日 | 竹鼻鉄道栄町~大須間開業。 |
1930年8月20日 | 名古屋鉄道(初代)が美濃電気鉄道を吸収合併する。 |
1930年9月5日 | 名古屋鉄道が名岐鉄道に社名を変更する。 |
1935年4月29日 | 新笠松駅(2代、現在の笠松駅)を新設。 |
1935年8月1日 | 名岐鉄道が名古屋鉄道に社名を変更する。 |
1936年5月 | 新笠松駅(2代)を笠松駅(4代)に、笠松駅(3代)を西笠松駅に改称。 |
1942年6月1日 | 笠松口駅(2代)を廃止。 |
1943年3月1日 | 名古屋鉄道が竹鼻鉄道を吸収合併し、笠松~大須間が竹鼻線となる(笠松~西笠松間はそれまで笠松線であった)。 |
1944年 | 東須賀駅・東柳津駅・門間駅・曲利駅・本覚寺前駅・江吉良駅・長間駅・沖駅・美濃石田駅・正専寺前駅・桑原駅を休止。 |
1947年頃 | 長間駅を再開。 |
1951年1月1日 | 栄町駅を竹鼻駅(3代)に、竹鼻駅(2代)を西竹鼻駅(現在の羽島市役所前駅)に改称。 |
1953年2月1日 | 西柳津駅を柳津駅に改称。 |
1959年4月1日 | 西竹鼻駅を羽島駅に改称。 |
1962年6月10日 | 架線電圧を1500Vに昇圧。 |
1969年4月5日 | 東須賀駅・東柳津駅・門間駅・曲利駅・本覚寺前駅・沖駅・美濃石田駅・正専寺前駅・桑原駅を廃止。 |
1982年12月11日 | 羽島線(羽島新線)の開通に伴い、羽島駅を羽島市役所前駅に改称し、分岐駅となる江吉良駅を再開。同時に実施されたダイヤ改正で急行運転を開始。 |
2001年10月1日 | 江吉良~大須間を廃止。同時に実施されたダイヤ改正で急行運転を廃止。 |
2005年8月1日 | 羽島市役所前~江吉良間を高架化。 |
2007年12月14日 | トランパスを導入(駅の移転が決まっていた柳津駅を除く)。 |
2008年6月29日 | 柳津駅を西笠松方に移転し、トランパスを導入。また、全駅に乗車券確認システムを導入。 |
2011年2月11日 | ICカード乗車券「manaca」の供用を開始。 |
2012年2月29日 | トランパスの供用を終了する。 |
2021年5月22日 | 平日夕方以降の名古屋本線名鉄岐阜方面との直通運転が取りやめとなり、直通運転が朝と最終列車のみとなる。 |
岐阜県笠松町にある笠松駅を出て、名鉄名古屋本線が右手に分かれた後、住宅と田畑が入り混じるところを通ります。西笠松駅を出てすぐのところで岐阜市に入り、柳津駅を出てからは再度、笠松町を通って、羽島市に入ります。羽島市に入ってからも住宅と田畑が入り混じる景色は続き、江吉良駅に到着します。
駅名\種別 | 普通 |
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笠松(NH56) | ○ |
西笠松(TH01) | ○ |
柳津(TH02) | ○ |
南宿(TH03) | ○ |
須賀(TH04) | ○ |
不破一色(TH05) | ○ |
竹鼻(TH06) | ○ |
羽島市役所前(TH07) | ○ |
江吉良(TH08) | ○ |
※記号の凡例 ○:停車
特急形車両
通勤形車両